内装解体工事の流れ

内装工事はテナントの解体やアパート・マンションの原状回復には欠かせない工事です。身近な工事にもかかわらず、どういった流れで行われているのか不透明な部分もあります。そこで今回は、内装工事の流れを簡単にまとめていきます。

 

  • 足場・養生の設置

養生とは、運搬物や周囲の汚損を防ぐために布や板で保護することです。一般的な解体工事と同様に、内装工事でも養生の設置は必須です。建物内で営業・生活している人がいる以上、周囲に迷惑をかけないためにもまずは養生の設置を行います。

  • 内装材の撤去

内装材とは、壁紙・電気・ガラス・ドアなどです。内装材は撤去する時に分別もその場で行います。ドア等、処分しないものがあれば、保護シートでしっかり覆ってから依頼主の元に返します。

  • 床材撤去

床材を使用している場合には、床材も撤去します。重要なのは下地を傷めないようにすることです。床材は種類によって剥がし方も異なるため、床材撤去の際には臨機応変に対応しなければいけません。床材を撤去した後は、下地の亀裂や凹凸をなくす処理作業を行います。

 

最後に廃棄物の処理、清掃作業を行い内装解体工事は終了です。